取扱分野field

生活をめぐるトラブルから市民を守る

日常生活の中では、大小さまざまなトラブルが発生することがあります。中には、抜けないトゲのように継続的なストレスの源になり続け、こころ穏やかな日常生活を難しくするトラブルもあります。
当事務所では、皆様のご事情を丁寧にお聞きし、依頼者の生活スタイルを大切にした紛争解決に尽力させていただきます。

家庭内のイザコザから解放される

最近、ご家庭内のもめごとのご相談が増えています。父親や母親ともめている、兄弟の仲が良くない、夫婦仲が悪い、子供と喧嘩ばかりしている、などです。
家庭でいつも顔を合わせている人と上手くいっていないのは、気が重くなります。その原因は様々です。いつか発生するであろう相続問題を今の時点から先取りしてもめていたり、子供に使う授業料や塾の費用が高額なためその支払いを巡ってご夫婦でもめていたり、時には、全財産を長女に相続させるという遺言を母親が作ったことによって、同居している長男と母親との折り合いが悪くなったりします。
もちろん、直接、腹を割って話し合えば解決の糸口が見出せることもありますが、なかなか話し合いを始めるきっかけが見つからず、長年にわたって、イザコザが蓄積していることも多いと思います。
弁護士とこれまでの経過を相談する中で、問題の原因を整理することによって、もめている問題点がはっきりして解決の糸口らしいものが見つかることがあります。とても難しいからと残してしまうのではなく、解決に向けて、弁護士に一度相談してみませんか。一緒に解決方法を考えましょう。

借地・借家関係のトラブルの解決

不動産の賃貸借は身近な契約ですが、家賃の不払いや原状回復費用、返還敷金の金額などで紛争が起こりやすい契約でもあります。不動産賃貸借に関する法律問題は、借地借家法、消費者法等にまたがっており、不動産の明渡しには民事執行の専門知識が必要です。大家からの一方的な立退要求や解約要求もあります。また、水漏れや下水の漏水による被害の相談を受けることも増えています。継続的な関係だからこそ、不安な点があれば、早めに相談することが大切です。
当事務所には、賃貸人、賃借人からの相談・依頼により、不動産に関するトラブルを解決してきたノウハウが蓄積されています。賃貸不動産は、賃借人にとっては生活の要であるので、紛争の長期化を防ぐためにも、弁護士への相談をご検討下さい。

金銭トラブルの解決(サラ金の負債整理、過払金返還請求等)

借金がかさむと、取立てや信用不安により、正常な経済生活を営むことが難しくなります。しかし、法律的に詳しく検討してみると、貸主の法律違反により依頼者の借金の残額が減額されたり、既に借金よりも多くのお金を返済してしまっており、貸金業者にその過払額の返還を求めることができるケースも少なくありません。これまでに弁護士や裁判所が継続的に取り組んできた結果、現在では、多くの金銭トラブルは、法的に解決することができます。
当事務所では、債務整理、過払金請求、個人再生、破産について経験豊富な弁護士が多く在籍しており、借金の状況に応じたベストな選択肢をご提案させていただきます。
一度弁護士に相談されることで、お金の不安が小さくなるかもしれません。
ご近所のトラブル(景観破壊、環境破壊、ゴミ・騒音問題等)の解決
昔からの落ち着いた街並の中に突然高層マンションが建築されたり、学校や幼稚園の隣に高層マンションが建築されて、校庭が日陰になったりすることがあります。また、ゴミ屋敷となった家から出火して、隣近所のお宅が燃えてしまったこともありました。ご近所のお宅からの騒音や、マンションの上の階の住民のからの騒音で悩んでおられる方も多いと思います。また、マンションの上の階からの水漏れで部屋中が水浸しになってしまった方もおられました。このように、近所の方の権利と、以前からそこに快適にお住まいになっている方との権利が衝突して、深刻な問題に発展することがあります。
隣近所の方とのトラブルは、とにかく気が重いものです。私たちは、隣地の方と話し合いをしたり、訴訟などの手続を利用して、双方の利害や権利関係を調整し、さまざまなトラブルを解決してきました。
男女関係をめぐるトラブルの解決
男女関係のあった男女(いずれも独身)が別れるに際し、男性から女性に一定の金銭が支払われましたが、その後も女性が男性につきまとい、手切れ金の支払いを請求したり、男性の関係者に多数のメールや手紙を送り続けたことがありました。男性はノイローゼになってしまいました。
私たちは、内容証明郵便を相手方に送付して、警告し、交渉によって、メール等の送付を止めました。このようなご相談も増えています。
日常生活のトラブルの解決
酒に酔って通行人とイザコザになり、通行人に暴行して、入院治療が必要なケガを負わせました。警察に逮捕・勾留されると共に、被害者から刑事告訴され、多額の慰謝料・迷惑料の支払いを請求されたことがありました。
被害者と示談交渉し、一定額の金銭を支払うことで示談が成立し、刑事処分も罰金刑の支払いで終了し、無事に職場に復帰することができました。
不安を解消する-まずは弁護士に一度相談してみませんか
独身の方やご夫婦で子供がおみえにならない方が、ご自身が亡くなった後のことや、自分の財産の相続について不安を感じておられたり、家庭内でもめごとが続いて、将来事件が発生するのではないかと不安に感じておられる方もおみえになると思います。
今後の経営がうまくいっていないとか、多額の借金で毎月の生活が苦しいとか、従業員ともめているなどのお悩みもあると思います。このような不安が一挙に解消するわけではありませんが、弁護士に相談してみることも良いことだと思います。
一番の不安は、何が問題になっているかわからず、今後どのようなことが発生するかわからないことだと思います。今後、どのような事態が想定されるか、その場合には、どのようなことが起こりうるか、それを予防する方法はないか、などを弁護士に相談する中で、次第に不安の原因がはっきり見えてきて、その解決の糸口を見出すことも可能になることがあります。
弁護士に相談し、弁護士に自分の困っていることを聞いてもらうだけでも随分気持ちが落ち着くと思います。不安を解消するために、弁護士に話を聞いてもらって、不安の原因を一緒に探してもらう。ご自分ひとりで悩むのではなく、様々な人の人生を見てきた弁護士に一度お話を聞いていただいたら、どうでしょうか。

pageup